発毛・薄毛のメカニズム

発毛・薄毛のメカニズム

 

薄毛になってしまう要因はさまざまありますが、根本的な薄毛のメカニズムはたいてい決まっています。

 

まず、薄毛のメカニズムの前に、発毛のメカニズムについて説明します。

 

髪の毛は個人差がありますが平均で約10万本といわれています。そして、一般的に髪の毛の寿命は3〜6年程度といわれています。

 

では、3〜6年経過すると一気に全部抜けてしまうのか、というとそういうわけではありません10万本もあるのですから、うまいことまんべんなく抜けおちる毛と生え変わる毛のバランスが保たれています。ただ、毎日50〜100本程度は自然に抜け落ちているのです。

 

参考:1日に抜ける抜け毛の本数
1日に抜ける髪の毛の本数は平均で59本です(2012年7月30日現在)ですが あくまでも平均であり抜け毛の本数には個人差が大きいです。
ですから1日に抜ける本数は数本〜250本以上と覚えていて下さい。(引用:日本毛根抜け毛研究会

 

そして、髪の毛は全部が伸び続けているわけではありません。ヘアサイクルというものがあり、髪の毛が伸び続けている成長期のものが全体の約85〜90%あり、この期間は約3〜6年になります。

 

そして、伸びが悪くなっている期間、退行期が髪の毛が全体の1%で約2〜3週間、そして完全に成長をやめて抜け落ちてくる期間、休止期が髪の毛の約15%を占め、2〜3ヶ月続きます。退行期や休止期に入った髪の毛は、どんなことをしても抜けおちてしまうのです。これが正常な人間のヘアサイクルです。

 

そこで、薄毛になってしまうメカニズムですが、基本的にヘアサイクル自体は成長期、退行期、休止期と続きますので変わりありません。

 

ですが、何らかの理由で、本来3〜6年続く成長期が短縮されてしまうのです。

 

極端な話、数ヶ月ですぐに退行期に移行してしまい、最終的には抜けおちた部分が発毛しなくなっていくのです。それが、薄毛、ハゲになってしまうのです。

 

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薄毛の種類について説明します。

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