不衛生
髪の毛はよく植物にたとえられます。頭皮は土壌で、髪の毛は草木の茎、根などです。
いくらいい種を植えても、土壌が整っていないと草木はよく育ちません。
栄養もない枯れた土壌、汚泥がいっぱいの汚い土壌にも草木は育たないのです。逆に言えば、土壌の環境を整えることで草木は育つのです。
それと同様に、頭皮の環境を整えてあげることで髪の毛が育ち、逆に汚い頭皮では髪の毛は育たなくなるのです。こういったことから、薄毛の原因のひとつに不衛生にしていることも関係してくるのです。
1日過ごせば、外部からゴミやほこりなどが少なからず髪の毛や頭皮に吸着します。それで汚れてしまうということもありますが、頭皮は毛穴から汗や皮脂が分泌されるのです。それをそのままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなるのです。
特に汗をかいてそのままにしていたり、何日もシャンプーしないとなると、当然汚い頭皮になってしまうのです。特に皮脂や老廃物、ゴミなどで毛穴が詰まってしまうと、炎症を起こしたりもします。そのため頭がかゆくなってくるのです。
工事関係に長年勤めている人に薄毛の人が比較的多いというのは、万年ヘルメットをかぶり、汗をかいて蒸れてもそのままにしておくため、不衛生で薄毛になっている可能性があるのです。
また、よく薄毛防止のために育毛剤を塗布する人もいますが、頭皮が皮脂や汗、ゴミなどで汚くなり毛穴が詰まっていると、毛穴から育毛剤が浸透しにくくなるのです。そのため育毛剤の効果がほとんどないという状態になってしまうのです。