睡眠
睡眠不足が身体によくないということは、だれしも知っていることではないでしょうか。身体によくないということは当然髪の良いわけがありません。
個人差はありますが、髪の毛は1日で0.3〜0.5mmくらい伸びていきます。ですが、1日を通して平均的に伸びているわけではありません。髪の毛の伸びる時間と、それほど伸びない時間があるのです。
これは髪の毛に限ったことではなく、正確には細胞分裂が頻繁に行われる時間帯、ということになります。それは夜です。夜寝ている間、身体の活動を停止している時に、頻繁に細胞分裂がおこなわれるのです。
よく、睡眠は7〜8時間取るといいといますが、もちろんそれは正しいです。ただ、夜遅くまで起きていて午前2時くらいから9時くらいまでの7時間を寝ても効果は低いのです。
髪の毛が最も伸びる時間帯というのは、午後10時から午前2時までの約4時間といわれています。そのため、この時間帯にしっかり眠っていることが髪の毛にいいというわけです。
ですが、その大切な時間帯を起きていたりすると、十分に細胞分裂がおこなわれず、髪の毛の成長も悪くなり、薄毛になっていくのです。もちろん睡眠不足は、髪の毛だけでなく身体全体の不調を招くことにもなります。
自律神経が乱れ、血液の流れが悪くなることもありますし、イライラしてストレスを抱えることにもなりかねません。
とはいうものも、わかっていても仕事や私生活で寝るのが遅くなるという人も少なくないでしょう。そういう場合は、できる日だけでも早く寝るように心がけましょう。