硬毛の人は薄毛にならない

もともと髪薄い、もしくは柔らかい人は、年をとると薄毛になりやすい、逆に髪が硬い人、毛が多い人は薄毛にならない、という噂があります。

 

これに関しては、まったくのウソです。もともとの髪が硬い、軟らかい、多い、少ない、は将来薄毛になる、ならない、とは関係ありません。

 

髪が硬くても薄毛になる人もたくさんいますし、逆に髪が軟らかくても薄毛にならず同じ状態をキープしている人もいます。ですので、「自分は髪が硬いからハゲない」と、安心してはいられないのです。

 

「だけど、髪が硬い人で薄毛の人はいないのでは？」と、思う人もいるでしょう。それはそうです。硬い髪がの人が突然薄毛にはなりません。まずは髪の毛がだんだん細くなっていき、最終的に薄毛になるのですから。

 

ただ、同じように薄毛が進行した場合、髪の毛の量が多い人と少ない人では、見た目が変わってきます。

 

例えば、一つのブロックの髪の毛の量の平均が、15本だとして、髪の毛の量が多く20本の髪の毛が生えていた人と、量が少なくて10本しか生えていない人がいたとします。

 

もし、全体の2割が薄毛になると、20本の人はそれでも平均よりも多い16本になりますが、10本の人は8本となり、平均の半分近くの量にまで減ってしまうのです。そのため、見た目はやはり髪の毛がもともと少ない人のほうが目立ってしまうのです。

 

ただ、基本的には薄毛になりやすい、なりにくい、というのは関係ないのです。

 

もし、髪の毛が硬くて困っていたが、最近軟らかくなってきた、セットしやすくなってきた、という場合、見た目ではわからないかもしれなせんが、薄毛になってきている可能性が高いので要注意です。