運動不足
運動と薄毛、一見あまり関係がないように思えますが、実は深い関係があるのをご存じでしょうか。
薄毛になる原因の一つには、髪の毛を作り出す毛根部分にある毛母細胞に栄養がうまくいきとどかないため、ということもあります。
植物に例えるならば、根に栄養分が吸収されなければ草木が育たない、というのと同じことです。その毛母細胞に摂取した栄養分を運ぶ役割を担うのが血液です。
一方で、運動不足になると、当然体は太ってきます。若いころと同じくらいしか食べていないのに、肥満になるのはなぜ?と思う人もいるかと思いますが、若い頃と中年を比較すると、同じ量を食べても脂肪として蓄積される量が中年のほうが多いのです。
そのため、同じ量を摂取しても太ってしまうのです。それを解消するにはしっかり運動しなければいけないのですが、仕事などでなかなか運動不足になりがちでもあります。
肥満になってしまうと、血液中に脂肪が入り込み、血液の流れを悪くしてしまうのです。
そうなると、当然毛母細胞に十分に血液が行きわたらず、栄養も十分に摂取できなくなっているのです。もしも髪の毛にいい成分の食事をしたところで毛母細胞まで行きわたらないので意味がないのです。
運動をしたら、身体が疲れてしまうのでは、汗をかいて不潔になるのでは?と思うかも知れませんが、運動は疲れるまですることはありませんし、汗をかいたらすぐにシャワーを浴びて帰る、もしくはシャツを着替えるなどをすればいいでしょう。