脂性
よく脂ぎったおじさんの頭を見ると、ハゲている、という光景を目にしたことはないでしょうか?
またはドラマやマンガで、オヤジを描く時にハゲで脂ぎっているのを見たことはありませんか?なんとなく、汚いオヤジの象徴のようになっています。
実際、これはあながち過剰な表現というわけではありません。薄毛になってしまう原因のひとつに脂性があるのです。
本来、人間は肌を外部からの刺激から守るため、乾燥から守るために皮脂を分泌しています。脂性とは、その皮脂の分泌量が人よりはるかに多い人なのです。
逆に皮脂の分泌が少ないと乾性、乾燥肌、などといわれます。本来なくてはならないものですが、その量が多すぎると、今度は過剰な皮脂が毛穴に詰まってしまうのです。
そのために、毛穴を通して皮膚呼吸もできなくなりますし、炎症を起こす原因ともなります。それにより悪影響を受け、髪の毛の成長が止まってしまうので、徐々に薄毛になってしまうのです。
脂性は元々の体質にもよりますが、食生活によっても皮脂の分泌量が変わってきます。ということから、なかなか皮脂の分泌を避けることは難しいのです。
そのため、大量に分泌された皮脂は頻繁に取り除いてしまえばいいのです。そのためには最低でも朝晩のシャンプーは欠かせません。
参考:育毛におすすめのシャンプー(育毛シャンプー)
育毛シャンプーとは、抜け毛を防止して、育毛しやすい頭皮の状態する為のシャンプーです。育毛シャンプーは、界面活性剤に石油系の成分を使わずに、アミノ酸系の界面活性剤を使っているのが特徴です。(参考:人気の育毛シャンプー)
その他にも、毛穴をすっきりさせるシャンプーやジェルを利用するとさらにいいでしょう。とはいってもなかなか自分が脂性であるということはわかりません。顔が脂ぎっていても頭皮が脂ぎっているとは限らないのです。
それを知るには実際に自分の頭皮を指でこすってみるといいです。そうするとこすった指が脂ぎっていると、脂性の可能性が高いのです。